那須の話題
学校統廃合|自治会の水が止まった|五右衛門風呂|有機農法|日本ミツバチ
日本ミツバチ
那須には天然の日本ミツバチが生息しています。形は小柄で、西洋ミツバチのように黄色と黒の縞模様ははっきりとしない地味な蜂です。
この日本ミツバチが私たちが借りた農家の家の床下に巣をつくっていました。
それが越冬し、春になって、分封が見られました。
分封とは一つの蜂の巣に複数の女王蜂ができたときにおこります。一般に母親の女王蜂が働きバチをつれて出ていくと言われています。いわば分家するわけですね。
この日本ミツバチは西洋ミツバチに比べ、蜂蜜の量は少ないのですが、おとなしく、攻撃性が少ない、寒さに強く、飼育が容易などの特色があります。もともと在来品種なので、分封し、野生に返ることも頻繁に起こります。
蜂の毒はまれにアレルギーの方の場合、アナフィラキシー・ショックと云って急性循環不全を起こして死に至ることもあるそうですが、ほとんどの場合は何十回、何百回さされても平気だそうです。
蜂毒は昔から刺激療法に利用されていたほどで、ガンの予防効果もあるそうです。
日本ミツバチの天敵はスズメバチだそうで、蜂の出入り口を7mにすれば、女王蜂は出られるがスズメバチは入れないのだそうです。そこで、我が家の床下の出入り口も7ミリの幅に狭めました。
最近は、西洋ミツバチが激減していると聞きます。原因はダニや農薬の影響のほか、豪州から女王バチの輸入ができなくなっていることなどが指摘されているものの、特定はされていないようです。
西洋ミツバチは園芸家の花粉交配用に利用されており、イチゴ農園でも蜂がイチゴの周りを回らないと、形良いイチゴができないと云います。
その西洋ミツバチが不足して、蜜蜂の盗難が起こっていると聞いて、何だか複雑な気分になりました。
アインシュタインの有名な言葉があります。
「もしハチが地球上からいなくなると、人類は4年以上は生きられない。ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、植物が無くなり、そして人類が滅亡する」
2012年に人類が滅亡するとか、アセンションが起こるとか、諸説が混沌としている昨今ですが、西洋ミツバチに起こっていること、そして、日本ミツバチが果たせる役割というものが、何かあるのでしょうか?
未来の農業
日本ミツバチの分封と採取の様子を2回ビデオに収めました。
関連書籍