ゆめみらい がっこう

私たちのがっこうはちょっと変わったがっこうです。おとうさん(あっちゃん)が先生で、子どもたち5人が生徒です。
ふつうの学校には行きません。でもふつうの学校に学籍を置かせていただいています。
子どもたちは学校が大好きでした。その学校というのは、那須でできるはずだったシュタイナー学校です。
それが終わりになってしまって、ホームスクーリングをはじめました。
ふつうの学校で登校拒否をしたわけではなく、はじめからふつうの学校に行っていません。
シュタイナー学校も良かったけれど、ホームスクーリングをはじめて、いろいろな気づきがありました。
最初に気づいたことは、親は学校に通わせていただけで、子どものことや受けている教育のことを何も知らなかったのだということ。
そのことは、学校と家庭とを分裂させていたのだと気づいたのです。
外と内、学校と家庭。そこに違った時間を過ごしているから、家庭では対話になりません。様子を探るというのは本当の対話とはいえません。
自分で子どもの教育を考え始めて、ようやく自分がこれまで子どものことを知らなかったことに気づいたのです。
そうは云っても、一日中家族で過ごしているわけではありません。
午前中は家庭での学習ですが、午後はほとんど校外(?)で過ごします。 那須町の教育相談室の協力で、音楽、水泳、体育などをします。時には料理教室もしてくれます。
長女は毎週乗馬に通い、次男は週に2回柔道をします。田んぼの勉強もします。英語の勉強もします。また「くりの木」というクラスに週1回通い、オイリュトミーと絵画を交互に学んでいます。ですから、ホームスクーリングとは云っても、家庭に閉じこもっているわけではなく、半分は外へ出て、それぞれの友達との交流もしているのです。

2007作品

 

ホームスクーリングのネットワーク

私たちの教育方針が本当は正しいのかどうか、わかりませんし、日々悩み迷っているのが正直なところです。
しかし、ひとつの選択肢として、私たちは「ホームスクーリングを選べるのだ」ということをぜひ皆さんに知っていただきたいと願っています。それを知ることで、何よりも子どもたちがつらい思いをしないですむことがあるかもしれないと思うからです。
ふつうなら、学校に行きたがらないと、親は困ります。
だけど、それはほんとうに「困った」ことなのでしょうか?
子どもたちには個性があります。それは生まれ持ったものです。
その生まれ持った個性を、子どもたちは活かさねばならないと、自分の運命を担っているのです。
それが時として、公教育と衝突することがあります。公教育が是か否かというのではなく、この一つの個性にとっては合うのか、合わないのかと問うべきなのです。
その場合、合わないことを悩む必要もなく、無理やりに合わせさせる必要もなく、もうひとつの選択をすればいいのです。
そのもうひとつの選択のひとつにホームスクーリングがあります。